人気勤怠管理システム(ジョブカン、キングオブタイム、タッチオンタイム)の比較とそれぞれの特徴

当事務所ではクラウド型の勤怠管理システムをお勧めしています。本記事では勤怠管理システムを選ぶ際のポイントと、そのポイントを押さえた勤怠システムの紹介をしています。

勤怠管理システムを選ぶ際のポイント

様々な勤怠管理システムがありますが、 必要な機能がきちんと備わったシステムを選ぶことが大切です。

働き方改革関連法に則しかつ効率的な勤怠管理を行うためには、次のポイントを満たしているシステムを選択することをお勧めします。

  • リアルタイムで打刻状況を確認できる。
  • 勤怠を自動集計できる。
  • 管理者がパソコン等で一括して確認できる。
  • 管理者と一般社員で、システムのログイン制限ができる。(権限設定ができる。)
  • 複数店舗での出勤を1つのIDで対応できる。(勤怠システムの従業員IDは1人につき1ID)
  • 複数回の勤務に対応できる。(中抜けや複数回の休憩取得等)
  • 打刻手段が複数ある。(不正打刻制限等)
  • 時間外労働時間(36協定)や勤務間インターバルに違反していないか随時確認できる。
  • ソフトウェアのインストール、バージョンアップが不要。
  • 導入コストが低い。

おすすめ勤怠管理システム

様々な勤怠システムがありますが、上記ポイントを網羅しているおすすめの勤怠システムは次の3システムです。システムごとで基本機能の大きな差異はありませんが、後述の通りそれぞれ特徴があります。

お客様の勤怠システムに求める基準(機能レベル・価格等)に応じて、システムを選択することをお勧めします。

  • ジョブカン
  • キングオブタイム
  • タッチオンタイム

料金比較

システム使用料は次の通りとなります。次の金額に利用ユーザ数をかけた金額が毎月かかります。

機能 ジョブカン キングオブタイム タッチオンタイム
(a) 出勤管理 \200 \300 \300
(b) シフト管理 +\100
(c) 休暇・申請管理 +\100
(d) 工数管理 +\100

※ジョブカンは(b)(c)(d)はオプション。オプション利用ごとに加算されます。

※システムの初期費用は0円ですが、タイムレコーダー等を導入する場合は、別途購入費用がかかります。

ジョブカン(Jobcan)の特徴

ジョブカンは、料金比較にもある通り使用したい機能を選択できるため、必要最低限の機能で良い場合は、コストを抑えることが可能です。

またジョブカン認定アドバイザーである当事務所を通して契約いただくと、記載の金額からさらに特別割引した金額で永続的に使用することが可能となり、さらにコストを抑えることが可能です。

※タイムカードを勤怠管理システムに置き換えることを目的とした場合は、「出勤管理」だけで対応可能ですが、シフトや年次有給休暇の登録を行い、細かな勤怠集計を行いたい場合は、「シフト管理」や「休暇・申請管理」のオプションを追加する必要があります。

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キングオブタイム(KING OF TIME)の特徴

勤怠システムの開発実績が他システムに比べ長く、勤怠ルールの設定(変形労働時間制)やシフトの登録等の管理機能が充実しています。またシステム障害発生数も少なく安定しています。

キングオブタイムは、打刻方法が他のシステムに比べとても豊富です。特に「鍵付きの入退室管理システム(ICカード)」、「Windowsログオン・ログオフ」、「顔認証」による打刻は他の2システムにはない機能です。

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タッチオンタイム(Touch On Time)の特徴

タッチオンタイムは、自社開発したタイムレコーダー「タッチオンタイム レコーダーAnd.」を使用することができ、他社にはない次の機能を利用することができます。

  • 一台で指紋認証・ICカード認証・パスワード認証(従業員ID+パスワード)の3通りの打刻を行うことが可能
  • インターネット環境がない場合でも使用可能

独立打刻機の中では、価格、機能ともにトップクラスの打刻機です。パソコンやタブレットを使用しないでレコーダーのみで打刻を行いたい場合は、本システムがおすすめです。

また勤怠システムの中身はキングオブタイムのシステムを採用しているため、管理機能は充実しています。